明るい未来のために。男子プロテニス選手5名による新型コロナ支援活動をピックアップ!

男子プロテニス選手のコロナ支援まとめ

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、残念ながら6月13日時点で40を超える大会中止が発表されているプロテニスツアー。選手はもちろん、ファンにとっても辛い現状ではありますが、このような時だからこそ、世界のプロテニス選手たちは明るい未来のために支援活動を行っています!

ここでは、世界で活躍する男子プロテニスプレイヤー5名に絞り、その支援内容やチャリティー活動をまとめました。

「消毒液を必要するすべての人のために」ルカ・プイユ選手が消毒薬ディスペンサーに投資で支援

元世界ランキング10位、フランスのルカ・プイユ選手は、手を触れずに使用できる「消毒薬ディスペンサー」への支援投資を開始。すでに1,000台以上が製造され、医療現場へ届けられているとのこと!売り上げの一部は、医療支援基金に寄付されるそうです。

プイユ選手は今回の投資について「この危機的状況の中から新しいチャンスを見つけたい」と語っています。ビジネスサイドの見解だけでなく、試合中止を余儀なくされたこの期間に消毒薬を必要とするすべての人々を支援したいという、プイユ選手の強い意気込みを感じずにはいられません。

Lucas Pouille launches Higy – contactless hand sanitizer dispensers | TENNIS WORLD

ノバク・ジョコビッチ選手、故郷セルビア・イタリア・スペインに対し最低でも7億1,800万円以上を寄付!

4大大会制覇「キャリア・グランドスラム」達成の偉業を成し遂げた、セルビア・ベオグラード出身のノバク・ジョコビッチ選手。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策支援として、故郷セルビアの保健機関や正教会運営のチャリティーに対し、合計600万ユーロ(約7億1,800万円!)以上の寄付を行っています。

金額こそ発表はされていませんが、ジョコビッチ選手はこの他にもイタリアとスペインの保健機関も支援。深刻な被害に苦しんでいたイタリアとスペインとあって、ジョコビッチ選手も両国の友人やファンの苦しみに胸を痛めていたそうです。寄付金は人工呼吸器といった医療機器の購入資金に充てられています。

WOW! Novak Djokovic Makes a Mammoth Donation in Serbia | EssentiallySports

ラファエル・ナダル選手をはじめとするスペイン出身のスポーツ選手ら、合計13億超のコロナ対策プロジェクト始動

日本円にして約10億円を超える新型コロナウィルス(COVID-19)対策支援プロジェクトに参画を表明したのが、スペイン・マヨルカ島マナコル出身のプロテニスプレイヤー、ラファエル・ナダル選手。グランドスラムでの優勝回数は歴代2位(通算19回)、史上2人目となる「キャリア・ゴールデンスラム」を史上最年少の24歳3ヵ月で達成するなど、輝かしい経歴の持ち主です。

ナダル選手は3月26日、自身のTwitterを更新。多くの犠牲者を出した母国スペインに対し、同国のNBA選手をはじめとするスポーツ選手らとともに、寄付金を集めるプロジェクトをスタートしたことを伝えました。寄付金の目標額なんと1,100万ユーロ(約13億円)!

ナダル選手らは「自分たちを一流選手に育て上げてくれた母国に恩返しがしたい」と語っています。

Nadal, Gasol launch fundraiser to pay back debt to Covid hit Spain | Yahoo! Sports

母国問わず困窮する地域への支援を行い続けるロジャー・フェデラー選手

各方面で行われるプロテニスプレイヤーたちによる新型コロナ支援。中でも母国外に対する手厚い寄付で話題を呼んだロジャー・フェデラー選手。ツアー通算歴代最多111勝、グランドスラムでは優勝20回など、史上最高のテニスプレーヤーとの呼び声も高く、日本人にとっても馴染みの深い選手のひとりです。

そんなフェデラー選手自身が理事長を務める「ロジャー・フェデラー財団」は5月6日、アフリカの児童やその家族の救済のために100万ドル(約1億600万円)を寄付したと発表しました。

2003年設立以降、アフリカでの教育支援活動を行ってきた同財団。これまでの理念に従って、母国・スイスへの支援のみならず困窮する地域に対して手を差し伸べる姿勢に、各所で称賛の声があがっています。

Covid19 Hero : Roger Federer donates another $1 Mn, this time in Africa | INSIDE SPORTS

バセク・ポシュピシル選手、感謝の気持ちが込められた1万枚マスク寄付

カナダ・ブリティッシュコロンビア州ヴァーノン出身のバセク・ポシュピシル選手は、ツアーを手助けしてくれる地元バンクーバー食糧倉庫へ、1万枚のマスクを寄付を行っています。

ポシュピシル選手はこれまで、2014年ウィンブルドン選手権男子ダブルス、2015年BNPパリバ・オープン男子ダブルスで優勝を果たすなど、大きな成績を残してきました。今回の支援はこれらの功績に対する、本人の感謝の気持ちの表れであると強く感じます。

Vasek Pospisil partners with Huawei Canada to donate 10,000 masks | TENNIS WORLD

「世界各地のファンを支援したい」そんな想いを彼らの支援内容から感じとることができます

世界トップクラスの年俸を誇ることから、寄付金の大きさばかり目がいってしまいがちですが、故郷に限らず困窮する世界のさまざまな地域に支援の手を差し伸べているプロテニスプレイヤーたち。

それは全世界を飛び回る「テニスツアー」という試合の特性上、各地をサポートしたいといったプロテニスプレイヤーならではの想いがあるからかもしれません。

男子プロテニス協会(ATP:Association of Tennis Professionals)会長アンドレア・ガウデンツィ氏は、シーズン後半に大会を組み直す可能性に言及しています。来るツアー再開の日を心待ちにしながら、支援活動を行うプレイヤーたちの活躍に期待しましょう!

また、こちらでもスポーツ界のチャリティー活動について紹介しています。サッカー、野球、ゴルフなど他スポーツ界でもチャリティー活動の動きは活発です。ぜひチェックしてみてくだい。

文:奥山 至、編集:塩田南

ライター:おくやまいたる

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