
夜空に浮かぶ満月を眺めながら、団子をほおばり月見酒。
十五夜は、日本人にとってなじみの深い秋のイベントです。 しかし、十五夜とはそもそも何のイベントなのか、皆さんはご存知ですか?
十五夜とは、古くは平安時代から始まった月を愛でる風習で、実はその形式は時代とともに変化をしているのです。かつては平安貴族が月を肴にお酒を嗜み、江戸時代には農作物の実りを神に感謝するイベントとしても親しまれていました。
十五夜は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」すなわち「秋の真ん中の満月」の日に行うもので、現在では「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」と定められています。
ちなみに、2020年の十五夜は「10月1日」です。 今回はそんな十五夜を全力で楽しむお月見レシピをご紹介します!
ご家族や友人、恋人と作ってぜひ十五夜を楽しんでみてくださいね。
豊かな食感が楽しい!お月見つくね

photo by レシピブログ
十五夜といえばお月見団子ですが、ご飯にはなりませんよね?
そんな悩みを解決するレシピをご紹介します!こりこりのえのきの食感が楽しいつくねの中にはなんとお月さまのようなうずらの卵をイン!
見た目も楽しいお月見メニューです♪
見た目も味もGood!
お月見つくねのレシピを見ると、ニラやえのきを具材に混ぜることで様々な食感が楽しめるように計算されています。真ん中にはうずらの卵が入っているので、二つに割ってみるとまるで満月のような黄身が出てきて楽しいですね!
タレは濃いめに仕上げて、食べ応えもばっちり!お酒にも合いそうですね。
えのきたっぷり!お月見つくね by hannoahさん | レシピブログ
子どももうれしい!まん丸お月さまちらし

photo by cookpad
まるで満月が食卓に落ちてきたような、子どももうれしい「まん丸お月さまちらし」を紹介します。
アレンジいろいろ!
酢飯を作って卵を満月に見立てる以外は、自由に作れるのがちらしずしのいいところ。紹介したレシピでは、レンコンなどの野菜をたくさん敷き詰めて、食感や色合いも豊かに仕上げていますね!
例えば、魚介類を混ぜて海鮮ちらしにしても良いですし、市販のちらし寿司の素を使って、子どもと一緒に作ってみたり。いろんな楽しみ方ができそうですよ。
豆腐で簡単!うさぎのお月見団子

photo by cookpad
まるで和菓子屋さんで買ったかのような、見た目もかわいい「うさぎのお月見団子」のレシピです。
口当たりなめらかなお団子
紹介したレシピでは、白玉粉に豆腐を混ぜ、口当たりを滑らかに仕上げられています。小さなお子様やお年寄りも一緒に食べる場合は誤嚥(ごえん)が心配になりますが、これなら大丈夫!みんなで安心して食べられますね。
ウサギの耳は縦に半分に割った枝豆、ウサギの目は食紅を使用しています。
味は甘さ控えめなので、あんこや抹茶ソースなど市販のものを使用して食べましょう。
お豆腐でうさぎの月見団子 by あやhimeさん | cookpad
【番外編】超手軽に楽しめるお月見メニュー
最後に、ちょっと趣向を変えて「料理とかやらないんだけど…」という人にもおすすめの超簡単アレンジお月見レシピをご紹介します!
お月見団子ミートボールプレート

photo by mercidays
チルドのミートボールをお月見団子風に盛り付けて目玉焼きをトッピング、ご飯を添えれば即席お月見ミートボールプレートの完成!お子様ランチ風に盛り付けてもいいかもしれませんね。
子どもが喜ぶお月見メニュー 【お月見団子風ミートボールご飯編】 | mercidays
お月見カレー

いつものカレーも、盛り付け方を変えれば立派なお月見アレンジメニューに大変身!
ご飯をうさぎの形に盛り付けて、最後にお月さまに見立てた卵を載せれば、簡単お月見メニューの出来上がりです。
秋のお疲れデコカレー by さとみさん | SnapDish
月見そば

photo by SnapDish
日本人のDNAに組み込まれているとっても過言ではない「月見そば」も、立派なお月見メニューのひとつです。
冷蔵庫に何もないけど、そばと卵ならある!という人は、ぜひお月見そばで2020年10月1日の十五夜を楽しみましょう。
もちろんとろろを入れたり、ネギを入れたり、てんぷらを添えたりとこだわってみてもOKです!
いかがでしたか?
ぜひ自宅でお月見メニューにトライして、楽しく十五夜を過ごしてみてくださいね♪私も今年の十五夜には特別メニューで楽しもうと思います!