
旬の食材は野菜やお魚など、なにを食べても美味しいもの。
なかでも特に旬の果物はそのシーズンにしかスーパーなどに並ばないものが多いため、食べる喜びもひとしお、なんてことありませんか?
陳列されてある果物を見て「もうそんな季節になったのね!」と季節の移り変わりに気づいて嬉しくなることも。
秋が訪れ、冬を迎えようとしていますが、夏の果物と入れ替わり、美味しい旬の果物がまたたくさん出てきています。
そこで今回は秋から冬の、季節ごとに楽しめるフルーツをピックアップ。その果物の産地や美味しい食べ方など、フルーツの魅力に迫っていきます。
栄養価・美容効果バツグンな柿!

10~11月に旬を迎える柿は、ビタミンCやビタミンA、カリウム、カロテン、食物繊維が豊富に含まれている果物。
栄養価が高く、免疫力が高められることでも有名。美肌効果やむくみ解消、また二日酔いの予防にもなるといった、いろんな魅力が詰まった果物なのです。
日本の昔話にも登場するほど、日本人にとってなじみ深い柿。現在、柿の中で最も多く生産されている品種は「富有柿」というもので、出荷量のおよそ8割を占めています。岐阜県瑞穂市が発祥の地で、完全甘柿の一種。
瑞穂市周辺の揖斐郡大野町、揖斐川町、池田町なども生産が盛んです。
一番生産量が多い都道府県は、平成22年産果樹生産動態等調査によると、1位が奈良県で、2位が岐阜県。続いて3位は福岡県、4位和歌山県と、栽培は西日本が中心となっています。
柿好きの筆者としては、美味しい食べ方はもちろんそのまま食べること!なのですが、たまに「全然味がしない…」という柿にあたっちゃうことってありますよね?
これは仕方のないことなのですが、我慢して食べたくないし、かといって捨ててしまうなんてありえない! でも手の込んだスイーツに変身!なんてこともできない筆者がたどり着いた結論は、「ジャムにする」こと。
材料
柿数個
砂糖50~100g
レモン汁大さじ1程度
作り方
1.皮と種を取り除いた柿と砂糖を鍋に入れ、強火にかけます。
2.灰汁を取り除き、弱火~とろ火にしてときどきかき混ぜながら煮込みます(30分~1時間~程度)。柔らかくなったら完成!
とっても簡単ですよね!味は 干し柿のようで、美味しいですよ!

12月は特に人気!定番フルーツのイチゴ

露地栽培は春のものであるイチゴ。近年ではハウス栽培で、11月~12月ころから出回っていますよね。
12月はクリスマスシーズンということもあって、ケーキやデザートに欠かせない人気の果物となっており、冬はイチゴ好きには待ち遠しい季節となっています。
平成28年産果樹生産動態等調査によると、全国でイチゴを最も多く生産しているのは栃木県。「とちおとめ」や「スカイベリー」、美味しいですよね。
次いで福岡県「あまおう」、そして熊本県「ひのしずく」など。静岡県「紅ほっぺ」や「章姫」、長崎県「さちのか」、愛知県「ゆめのか」「アイベリー」と続いています。南の暖かい地域が目立ちますね。
美味しい食べ方は、やはりそのままが一番!と思っていますが、たまにとってもとっても甘くしてしまいたい!という欲求が湧くこと、ないですか?
最近のイチゴはそれ自体で充分甘いのでそんな必要はまったくないのですが、子どものころなんかは甘くないものもあって、練乳をかけて食べていた人もいたのでは?
そのためスーパーなどで練乳を見つけると、つい懐かしくなってたまに買ってしまうアラフォーの筆者なのでした。

真っ赤な色が秋冬に映える!リンゴ

秋から冬にかけてたくさんの品種が陳列される、リンゴ。
なんと現在では100種類ほどの品種が日本で栽培されているそう! スーパーなどでは「ふじ」が主に並んでいますよね。
また「つがる」、「ジョナゴールド」、「王林」などもよく目にします。 製菓に使用されるのは「紅玉」が一般的にいいと言われていますが、近年栽培面積は少ない傾向にあるようです。酸っぱいリンゴが好きな筆者としては寂しいところです…。
平成26年産果樹生産出荷統計によると、全国のりんご生産量の多い産地は青森がダントツ。さすが「リンゴ=青森」で有名なだけあります。
次に長野、山形、岩手と続き、主に寒い地域が多いようです。
美味しい食べ方としては、皮も一緒に食べること! 酸味と食感が楽しめますし、リンゴの皮には食物繊維やポリフェノールなど、栄養が豊富です。
くし切りスライスはもちろん、すりおろしなど、リンゴ単体だけでもいろんな楽しみ方ができます。丸かじりもいいですね(笑)
でもちょっとはずれかな?というリンゴや、たくさんあって劣化してきたリンゴなどは、焼きリンゴにするのがおすすめ。
材料
リンゴ1個
バター10g
砂糖お好みで
シナモンお好みで
作り方
1.リンゴを縦に12等分します。
2.バターを熱したフライパンにリンゴを並べ、5~10分、好みの柔らかさになるまでソテーします。
3.砂糖とシナモンをリンゴに絡めて出来上がり。レーズンを散らすとおしゃれ!

年末年始の定番果物!みかん

「冬と言えばみかん!」というほど、みかん大好きな人も多いのでは? 「こたつ、はんてん、みかん」とすぐにイメージできるほど、日本人にとっては馴染み深い冬の果物ですよね。
年末年始のあたりにはみかん箱がスーパーにずらっと並んでいることからも、みかん人気がわかります。 皮をむいてその場ですぐ、手軽に食べられるのも魅力のひとつです。
みかんは一般的に12~2月が旬の時期と言われています。平成22年果樹生産出荷統計によると、全国の生産地で首位を誇るのは和歌山。次いで愛媛と静岡、熊本や長崎、佐賀などの九州です。
美味しい食べ方と言ったら、やっぱりそのまま食べるのが一番!なのですが、たくさんもらいすぎて余ってしまったり、たくさん買いすぎて飽きてしまったりと、思っていたより減らない…なんてことありますよね。
そんなときにはジュースにするのが手っ取り早くていいですよ! 余ったみかんの皮を剥いて、ミキサーにかけるだけ。お好みではちみつや砂糖を入れてもいいですね!

豊富な品種を楽しめるぶどう

ぶどうと一口に言っても、巨峰やデラウエアをはじめ、アメリカ系やヨーロッパ系などの原産地のぶどうなど、さまざまな分類があります。
その大きさや形、色、味わいはそれぞれ違っていて、旬の時期も微妙に異なります。
日本では青森から広島・島根までの本州、北海道や福岡などでも栽培されています。
平成24年産果樹生産動態等調査によると、主な産地は山梨県。甲州ぶどうでも知られていますよね。長野県、山形県、岡山県と続きます。
品種や産地によってもちろんずれがありますが、ぶどうが最も多く市場に出回り、美味しく食べられる旬の時期は主に8月~11月。外国のぶどうなら冬にも楽しむことができます。チリ産の「トンプソンシードレス」や「フレームシードレス」などがよく知られていますね。
美味しい食べ方はやはりそのままですが、ちょっと変わった食べ方をしてみたくなった人には、冷凍にするのがおすすめ。
一粒ずつにして水洗いしてから水気を切り、そのままタッパーかフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れるだけ。 シャリシャリして、子どもも大喜び!

新鮮な果物はセンチョクで配送してもらおう!
朝晩の寒暖差が大きくなってきて、風邪予防のためにも果物でビタミンを補給したいもの。
秋冬の寒い時期に体が縮こまってしまいがちですが、果物の持つ明るいビタミンカラーは、見ただけでパッと元気を与えてくれます。
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