
年末と言えば大掃除。億劫な人も多いのではないでしょうか。
大掃除は、ただでさえ忙しい年末に行いますので、効率的にぱっと終わらせたいものですね。
そこで、効率的に大掃除をしたい人のために、大掃除の順番とやり方をご紹介します!
効率の良い大掃除は「掃除の順番」!効率的な掃除の流れを解説

ゴミは上から下に落ちるものなので、掃除も上から下へ進めていくことが鉄則。
下から掃除をしてしまうと、高いところの掃除をした時にホコリが下に落ちてしまって非効率です。
「掃除は上から下へ」という鉄則を踏まえて、効率よく大掃除を進めるためのおすすめの「順番」と掃除のやり方をご紹介します。
①天井や電球など高いところから順にホコリを落とす

「掃除は上から下へ」の鉄則に則って、まず初めに高いところから掃除を始めます。
天井や電球、カーテンレール、エアコンなど高いところから順にホコリを落としていきます。
部屋が複数ある場合は、奥の部屋から順番にホコリを落としていくと良いでしょう。
床に落ちたホコリは掃除機でキレイに掃除します。
天井や壁のお掃除ポイント!
天井近くの壁にホコリがついたりしていると、手が届かないのでなかなか掃除しにくいです。
しかし、フローリングワイパーを使えば手の届かないところも簡単に掃除ができます。
フローリング用のドライシートでOKなので、すぐにでも試せますね。
②レンジフード・トイレ・お風呂などガンコな汚れに洗剤をかける

油汚れやカビなど、ガンコな汚れはいくらこすってもなかなか落ちません。
そのような場合は、汚れに洗剤を吹きかけてしばらく置いておきます。
レンジフィルターや換気扇などは、大きなビニール袋に入れます。
そして、袋の中にぬるま湯と重曹を混ぜたものを入れたり、油汚れ用の洗剤を吹きかけておいておくと、汚れが落ちやすくなります。
洗剤と汚れがなじむまで時間がかかりますので、その間に、窓ふきなど別の掃除をすると効率が良いですね。
コンロのお掃除ポイント!
汚れが落ちにくいコンロの五徳。
いくらこすっても汚れが落ちないので諦めてしまっている人も言うのではないでしょうか。
そんな五徳には、耐熱性のある密閉ポリ袋の中に熱湯と洗剤を入れ、密封したうえでしばらく漬けおきしましょう!
30分ほど置いたらスポンジでこすり洗いをすれば完了です。
③洗剤をかけておいた箇所を順に掃除していく

予め洗剤を付けてから15分ほどたったら、スポンジやブラシ、タオルなどでふき取ります。
それでもお風呂のカビが落ちない!という場合は、ハイターなどの塩素系漂白剤を吹きかけた上にサランラップを貼り、5分ほどパックをすることでキレイに落とせます。
お風呂のお掃除ポイント!
お風呂の天井はなかなか掃除がしにくい部分の1つです。
さらに滑りやすい場所でもあるので、踏み台に上って天井を拭いたりするの危険です。そこで、
フローリングワイパーに雑巾などを巻き付けて掃除をすれば踏み台いらずなので便利です!
なかなか汚れが落ちない場合は、食器用洗剤を使うのもおすすめです。
④床や机・棚の拭き掃除

普段から掃除をしていることが多い床や棚は、大掃除のタイミングでしっかり水拭きしましょう。
床がサラサラしていると気持ちよく新年が迎えられそうですね!
ホコリが溜まりやすい巾木や窓のサッシは、掃除後にマスキングテープを貼っておくのもおすすめ!
汚れたらマスキングテープをはがすだけで簡単に掃除ができちゃいます。
フローリングのお掃除ポイント!
床をキレイに保つためには、「ワックスがけ」が大切です。
「面倒でつい…」という理由や「難しい」などの理由でワックスがけをしない人もいるかもしれませんが、家庭でワックスがけをする場合は「できるだけ薄く塗る」ことで失敗を減らすことができます。
厚く塗ってしまうと塗り筋ができたりムラができるので注意しましょう。
⑤最後は「玄関」の掃除

玄関の下駄箱に入っている靴をすべて取り出し、不要な靴を処分します。
その後下駄箱の棚の汚れを取り、エタノールで拭き掃除をすることで、嫌な臭いの原因を元から断つことができます。
靴箱の掃除が終わったら、玄関ドアやインターフォンなどを水拭きし、玄関タイルの掃き掃除をしたら完了です!
玄関タイルのお掃除ポイント!
玄関タイルは、外からの泥やホコリなどで汚れやすい場所です。
ホウキでごみを取り除いても、黒ずみなどが残ってキレイにならない場合は、「セスキ水」を使ったお掃除がおすすめ!
水500mlに小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かすだけと非常に簡単です!
フローリングやテーブルなどの拭き上げ掃除にも使えるので、常備しておくと便利です。
お掃除グッズは家にあるもので手作りしよう!

最近は100均などで便利なお掃除グッズが売られていますが、家にあるもので便利な手作りお掃除グッズを作るのがおすすめです!
子どもと一緒に手作りをしながら楽しんだり、作ったお掃除グッズで子どもにもお掃除を手伝ってもらえます。
そこで、おすすめの手作りお掃除グッズをご紹介します!
ハンガーで万能ホコリとり!

針金ハンガーを縦に引っ張り、細長い形状にしたら古タオルを巻きつけます。
タオルを巻き付けたら、古ストッキングを被せてできあがり!
針金を好きな角度に曲げられるため、手の届きにくい棚の上やエアコンの上の掃除にもピッタリです。
ドライシートを使ったお掃除棒!

割りばしにフローリング用のドライシートを巻き付け、輪ゴムを巻いただけのシンプルなお掃除グッズです。
サッシや家具と家具の隙間など、スキマお掃除にピッタリです!
子どもでも作りやすく、扱いやすいのでおすすめです。
「順番」を意識しながら家族みんなで効率の良い大掃除を!

毎年年末が近づくと「大掃除しないと…」と億劫に感じる人も多いですが、順番を意識すれば効率よく進められます!
事前に掃除する場所をチェックし、計画を立てればより効率的に掃除ができます。
年末まで時間に余裕がある場合は、年末に一気に掃除をするのではなく、少しずつ進めておくのもいいですね。
今年の汚れをきっちり落として、新たな気持ちで新年を迎えましょう!