
妻が妊娠!待望のわが子がこの世に無事に生を受けるために、母体にとって大切な期間です。夫としてもしっかり身重の妻をサポートしてあげたいところです。
しかし、そうは簡単にいかないのが妊娠期間の難しさ。妊娠前と比べ、体調や気分が変化しやすい妻と、配慮のズレてしまう夫がすれ違い、大げんかなんてことにもなりかねません。
今回は、今まさに妊娠期間真っただ中の筆者の妻に聞き取り調査を行い、実際に私が行った配慮や行動でよかったところ、感動したところなどを聞いてみました。
ぜひ妊娠期間の夫婦の平和のために、ご覧になってみてください。
前もって記しておきますが、今回は「喜ばれた行動」のみにフォーカスを当てているので、以下に紹介する部分以外に当然「やらかし」ももちろんありますので、あらかじめお伝えしておきますね。
それでは、いってみましょう!
つわりの時に喜ばれた行動・配慮

人によっては「出産よりつらい」と言われるつわり。症状は様々ですが、本当につらいと感じる人が多く、私の妻も吐き気やだるさなどに苦しんでいました。
まだお腹も大きくなっておらず、妊娠初期ということもあり男性には妊娠の実感が薄い頃でもあります。ですが、妻は結構な体調不良と闘っているのです。
実際に妻につわりのイメージを聞いてみたところ「ずっとひどい二日酔いか船酔いをしている感じ」との答えをいただきました。
そんなつわり期に旦那ができる行動で、喜ばれたものをお伝えしていきます。
休むことを許容する
つわりがつらく、いつも横になっていることに対して「文句を言わない、茶化さない」という旦那の配慮がありがたいと感じる妊婦さんは多いようです。
妊娠するまでは仕事もバリバリやっていたのに、妊娠したら急に家で横になってばかりいるという生活の変化に、妊婦さんの心は不安定になりがちです。
そんな時に夫として、現在の妻を姿を全面的に許容してあげられることは大切です。
家事の分担を見直す
現在は家事を分担して行っているという夫婦も多いとは思いますが、つわりになると、家事を行うのは至難の業です。
もし、今まで食事作りや洗濯などの家事を妻が行ってくれている家庭の場合は、妻に代わって行うのはとても大切なことです。間違っても「今までやってくれてたし、やってくれるだろう」というようなスタンスでいるのはやめましょう。
筆者の家庭では、もともと私が炊事を担当することが多かったので、家事に関しては現状維持に近かったですが、それでも家事については妻から結構感謝をされました。
旦那さん側としても、妊娠だからという理由ではなく、常日頃から家事に参画する意識を持っておいた方がよいかもしれませんね。
妊娠に興味を持つ
これは、妻から言われて意外だった部分です。妊婦には食べてはいけない食材なども多いため、食材を買い込む際などに「これは食べて大丈夫?」と聞いたり「今何なら食べれる気分?」と聞いたことに一番感謝をしてくれていました。
妻曰く「自分の体調に配慮をしてくれて、妊娠にきちんと興味を持ってくれている気がしてうれしかった」とのことです。
自分で書いていてこっぱずかしいですが、自分の妻の妊娠をできる限り自分事として理解する努力はとても大切です。
つわり後にうれしかった旦那の行動・配慮

妊娠16週ごろを過ぎると、辛かったつわりも落ち着く人が多いそうです。 その頃から、お腹も少しずつ大きくなっていきます。
お腹の子どもに配慮をしつつ、散歩などの軽い運動をすることが大切です。もちろん、つわりが治まったからと言って、気を抜いていいわけではありません。
この時期の妻に喜ばれた行動を、まとめてみます。
休みの日に一緒に散歩すること習慣にした
現在は新型コロナウイルスなどの懸念もあり、ショッピングモールや繁華街に気楽に行くことができません。しかし「妊婦は家にこもりっきり」では、心が疲れてしまうし、なにより運動量が足りずに体重管理ができません。
そのため、私たち夫婦の間で「旦那の休日には二人で散歩をする」という約束をしました。
人が多いであろうエリアを避けて、川沿いや公園、住宅地、緑道などをふたりでトコトコと歩くだけなのですが、意外と地元の知らない風景なども知れて、私としても楽しかったです。
妻としても非常にいい気分転換になったようで、夫婦のコミュニケーションにもなりますので、結構おすすめです。
重いものを持つ
妊婦さんに好ましくない行動のひとつに「お腹に力を入れすぎない」というものがあります。旦那が働きに出ている日中に妻がスーパーで買い物、というシーンは夫婦のよくある光景ですが、妊婦さん一人に買い物を任せるのはやめましょう。
重たい荷物を持てば、当然お腹に力が入ります。買い物は一緒に付き合える休日に行き、重たいものは当たり前ですが旦那が率先して持ちましょう。
自宅の転倒危険箇所対策をした
つわりが終わり、少しずつお腹が大きくなる妊婦。当然、身体も重くなりますし、足元が見えづらくなってきます。自宅の階段などに、転倒防止の滑り止めなどを設置することは大切です。
我が家でも階段の滑り止めを購入し、階段すべてに設置をしました。これが妻に非常に好評で、とても感謝をされました。
なんでも「自分で安全な妊娠生活に役立つものを購入してきて設置してくれた」という配慮が非常にうれしかったのだそうです。
そのほかにも、例えば寒い時期なので腹巻きや湯たんぽをプレゼントしたり、自宅を掃除がてら危険ポイントをつぶしていくなど、自発的な行動がおすすめです。
「配慮&自発」でハッピーなマタニティライフを!

いかがでしたでしょうか。自分の体験をまとめるという少し恥ずかしい内容でしたが、参考になりましたでしょうか。
振り返って考えてみると、妊娠中の妻に喜んでもらうポイント、それはずばり「配慮」と「自発」だと思います。
夫にはどうしてもわかりづらい妊娠中の妻の心と身体の変化。わからないからこそ「配慮」をすること。妻がなにに困っているのか、どうしたいのかということにまず興味を持ちましょう。
ひょっとしたら、つわりなどでイライラしていて邪険にされるかもしれませんが、感情的にならず、寄り添いましょう。言い換えるならば、相手はイライラするほどつらい状態なのです。
そして、妊娠中だからこそ、身体をいたわってあげられる「自発的行動」を行いましょう。方法は様々です。
赤ちゃんは、夫婦の大切な宝物です。男性には妊娠・出産はできなくとも、妊娠を自分事として参画するために夫として積極的にかかわっていく。これはきっと夫婦円満なマタニティライフに役立つことはずです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。