
幸せな人(幸せそうに見える人)って、いますよね。
私は比較的いつも頭の中に「ネガティブの虫」がいるタイプなので、そういう人を見かけると「うらやましいなぁ…」と思ってしまいます。
できることなら、私も幸せな人になりたいなぁと思う今日この頃。せっかくなので、今回は私の周りにいる「幸せな人・幸せそうな人」をピックアップして、その特徴をまとめてみようと思います。
みなさまもぜひお付き合いいただき、この記事を読み終わる頃には「少しだけハッピーな人間の思考」に近付いてみましょう。
「自分はちょっとネガティブ思考かもなぁ…」という私のようなタイプの人は、必見の内容かもしれません。
私の周りの幸せな人
早速、私の人生で出会った知り合いの中から「幸せな人」をピックアップしてみましょう。ちなみにこれから書く内容は、あくまで私の主観から見た分析ですので、必ずしも真理であるとは限りませんので、ご了承の上お読みください。
笑って「やっつけちゃう」が口癖!笑顔でポジティブ思考なTさん

Tさんは、私がアルバイトをしていた時の先輩でした。少し歳が離れていましたが、普段からとてもやさしく、穏やかで、よく飲みに誘ってくれる方でした。
そんなTさんですが、飲みを重ねていくことに、実はいろいろな悩みや問題を抱えていることを知りました。私は、すごく大変な状況だと理解しTさんに同情の念を抱きましたが、当の本人はまったく意に介する様子がありません。
話が佳境になると、いつもTさんは「そんなん、やっつけとけばいいでしょ!」と言い放ち、笑う方でした。
「いや一体なにをやっつけるんですか」と何度もツッコませていただきましたが、今思えば、Tさんにとって「やっつける」ということで頭のスイッチを入れ替えて、ポジティブな気持ちになるのだろうなと分析できます。
多少力技ではあるかもしれませんが、無理にでもポジティブな方向に思考を持っていくことが習慣になっていることで、周囲からは「幸せな人」に見えます。
事実、Tさんの周りにはいつも人が集まり、楽しそうでした。
他の誰でもない、自分を常に信じて行動するOくん

Oくんは、学生時代の友人でした。とてもイケメンで笑顔が素敵なナイスガイだったことをよく覚えています。
Oくんは、とにかく行動力がずば抜けていました。ある日、学校にカメラを持ってきているなと思ったら、数週間後には急に「学校での私たちの暮らしを撮影した写真や動画を編集して作成したMV」を見せてくれました。
なんでも、素敵な曲が見つかったから、学校をテーマに動画を作ってみたかったのだとか。その行動力と皆に見せる度胸が本当にうらやましいです。
Oくんは、就活でたくさんの大手企業からの内定を蹴り、結局海外に渡りました。どこで何をしてるのかと思えば、急に帰ってきて日本で自給自足の生活を始めるなど、とにかく予想のできない行動力の権化のような性格をしています。
そんな行動力お化けのOくんに対し、私はある種尊敬の念をもっており、一度仕事について相談をしたことがあります。
Oくんは笑いながら「でもまぁその道を選んだのは君だからねぇ」と言いました。当たり前のセリフなのですが、誰のものでもない自分の道を選んできたOくんの言葉は、とてもまぶしく、説得力がありました。
きっと、自分の判断と行動力を信じて生きてきたOくんは、自分の行動に責任が自然と持てるのでしょう。その境地にいたれることは幸せだと、私は思います。
夢中になれるものにとことん取り組むAくん

Aくんは高校時代の部活仲間。アイドルが大好きな青年でした。
卒業後しばらく連絡を取っていませんでしたが、ある日突然連絡があり、一緒に食事をすることになりました。
数年ぶりの再会でなにより驚いたのは、Aくんのそのムッキムキな身体。高校時代は運動部だったのでお互いガッチリしていましたが、その頃をはるかに凌駕する見事に隆起した身体には、驚きを通り越して思わず笑ってしまいました。
よくよく話を聞くと、筋力トレーニングにすっかりはまってしまい、今では計算に基づいた食事メニューとトレーニングメニューを毎日こなしており、日々肉体鍛錬に余念がないのだそう。
目をキラキラさせながら筋肉の育て方を語るAくんは、満開の笑顔に包まれていました。日々目標に向かい努力をする姿は、本当に幸せな人に見えました。
目標を持って日々を生きることは幸せの第一歩なのかもなと感じたエピソードでした。
「成長しちゃうね!」とポジティブな言葉を口癖にするKさん

Kさんは飲食業界で働く男性で、知人を介して友人になった方です。
Kさんはマネージャー職に就いている方で、睡眠時間も非常に少ないとても忙しい方でした。しかし、Kさんはいつも明るく前向きで、仕事を楽しいと思っているように見えました。
Kさんは、仕事で問題やつまづきを感じるような瞬間になると、いたずらに笑いながら「成長しちゃうね!」と言うそうで、実際私も飲み会を席でその姿を見せてもらったことがあります。
人によっては辛さを感じ、辞めたいと思ってしまうような状況でも、自身の成長の機会ととらえ、前向きにチャレンジできるメンタリズムを持つKさんは、出会ってからグングンと職位をあげ、飲食業界が苦境と言われるこのコロナ渦においても、幸せそうに仕事をしています。
幸せな人は自分を大切にしているひと。あなたもハッピーな人の習慣を取り入れてみよう!

私の周りの幸せな人を何人かピックアップしてみました。
彼らの特徴は一体何なんだろうなと考えてみると、あるひとつの共通点を見つけました。
それは「自分の思考に芯があってブレない」ということです。
- Tさんは、物事をネガティブに考えないという芯
- Oくんは、やりたいことをすぐに行動に移すという芯
- Aくんは、筋肉を育てるために日々の目標を達成するという芯
- Kさんは、仕事を成長の場と捉えチャレンジするという芯
この芯がないと、人はネガティブにもなるし、あきらめもしてしまうのかもしれません。
そういう意味では、何か一つ、自分にも守れる芯のようなものがないか探してみることで、幸せな人への第一歩が踏み出せるのかもしれません。
ぜひ、みなさんもこれをきっかけに自分の芯をさがしてみてはいかがでしょうか。私も、ちょっと探してみようと思います。