持続可能な食生活の鍵、サステナブルフードとは。事例や種類、提供しているお店を紹介!

サステナブルフードという言葉をご存じでしょうか。

サステナブルとは、日本語で「持続可能な状態」を表す単語です。食品が持続可能な状態とはどういうことでしょうか。それは、現在だけでなく、未来まで継続してヒトがその食品を摂取できるということ意味しています。

これは、国連の定める「持続可能な開発目標(SDGs)」に含まれる目標のひとつとなっており、これからの地球環境を語るうえで外すことのできないテーマです。

今回は、このサステナブルフードについて、詳しく解説してまいります。

サステナブルフードとは

photo by 国際連合広報センター

サステナブルフードの活動とは、冒頭で軽く触れた「SDGs」の目標を達成するために世界規模で取り組むべきものと位置付けられています。すなわち、食糧問題を解決するための取り組みによって得られる食料がサステナブルフードと呼ばれるものになります。

具体的な仕組みとしては「持続可能な食糧」、つまり私たちの子どもや孫の世代、さらにその先に至るまで食べ物が食べられるように、地球環境に配慮をした食料獲得の方法を採用した食品が、サステナブルフードとして認証を受けられる仕組みになっています。

サステナブルフードとSDGs

SDGsの大きなテーマは二つで、簡単にまとめると以下の通りです。

  • 持続可能な社会を作り上げること
  • 誰一人取りこぼさないこと

世界から紛争や飢餓をなくし、平和を実現すること。地球環境を守り、経済と環境を両立させること。とても大きな目標ではありますが、人々が人間らしく生きるために世界規模で取り組まなければいけない17のゴールと169の達成基準が記されています。

サステナブルフードは、このゴールの中でも特に2番目「飢餓をゼロに」や15番目「陸の豊かさを守ろう」に関係してくるものです。

生態系を破壊するような食糧確保の方法を避けた食糧獲得の方法や、すべてのひとに食料を届けるとこができる仕組みつくりに参画している団体・生産者が、サステナブルフードの認定を受けることができます。

フードロス問題の解決に欠かせないサステナブルフード

photo by 農林水産省

サステナブルフードが昨今重要視されている背景には、フードロスの問題があります。

フードロスとは、本来問題なく食べられるはずなのに消費者に提供される前に廃棄されてしまった食品のことを言います。

日本では現在年間で2,550万tもの食品が廃棄されているそうです。その中で「本来食べられるのに捨てられてしまった量=フードロス」は年間612万t。日本人一人当たりで年間48kgになります。毎日お茶碗一杯分くらいの食品を食べずに捨ててしまっている計算になるので、結構な量になりますよね。

ちなみに、世界では年間13億tのフードロスが起きているのだそう。途方もない量です。

このフードロスの何が問題なのでしょうか。まずは、単純にもったいないという問題があります。さらに深刻なのが、破棄された食品を処理する過程でも環境に負荷がかかってしまうことです。

フードロスとなった食料は、処理施設で可燃ごみとして処理されます。当然、処理には大量のCO2の発生が伴います。それ以外にも、ごみを運ぶ過程でもガソリンや排気ガスなどの環境負荷がかかっています。

もちろん、廃棄される食糧の中には、骨などの食べられない部分も含まれます。大前提として「食べられる部分の廃棄量を減らしていこうね」という取り組みが今後は非常に重要になってくるということです。

持続可能な魚の供給、サステナブルシーフード

サステナブルフードには、海洋資源や環境の保護に関係するサステナブルシーフードという単語も存在します。

世界規模で見ても、日本は魚をたくさん食べる文化を持った民族。「日本人は海の生き物を食べつくす」と揶揄されることもあるほどです。

海産物をたくさん食べる文化を持つ日本人として、サステナブルシーフードについては特に理解を深めておいたほうがよいでしょう。

詳しくは以下のリンクからご覧になってみてください。

日本で今購入できるサステナブルシーフードについてもご紹介しています。

サステナブルシーフードとは?利用事例や食べられる場所、認定業者を紹介

サステナブルな食品や食べ物って何?

サステナブルフードの概念については、ご理解をいただけたかと思います。

しかし、サステナブルフードはどのように売られていて、どこで入手すればよいのでしょうか。

一番簡単な方法は「認証マーク」を見て購入することです。世界にはさまざまな場所で食料が生産されており、多くの認証が存在しています。すべての食品が網羅されているわけではありませんが、認証マークを基準に食料選びをすることで、消費者の立場であっても貧困対策や環境保全に貢献することが可能です。

例えば、フェアトレードインターナショナルでは、生産者に品質に応じた適正な報酬を支払う「フェアトレード」を行うことで、飢餓や貧困の解決に貢献しています。

もうひとつ、レインフォレスト認証もまたサステナブルフードの取り組みにかかわる認証です。レインフォレスト認証プログラムは、商品や原料が持続可能な3つの柱「社会・経済・環境」の保全につながる手法を採用していることで得られる認証です。

こちらは小さなカエルのマークがラベリングされていますので、マークを探して購入することでサステナブルフードの取り組みに参画ができます。

環境を守るサステナブルフード、代替肉

代替肉とは、牛・豚・鳥などの動物の肉を使用せず、植物由来のものを使用して作られる「肉っぽい」食品のことです。もとは菜食主義者の中でブームとなったものなのですが、動植物の生態系を崩さずに肉のようなものが食べられるという意味で、サステナブルフードとしても認知が上昇しています。

日本でも、大豆を使用した大豆ミートなどが販売されていますので、実際に目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、代替肉として現在主流のものは、以下の通りです。一部ご紹介いたします。

名称主原料詳細
クリーンミート(培養肉)動物の細胞牛や豚などの筋細胞から培養された肉。現在商品化に向け世界中で研究されています。
フェイクミート(植物性代替肉)大豆や小麦植物からタンパク質を抽出し、食肉のような触感を再現して成型された食品を指します。実は高野豆腐やお麩などもフェイクミートとしてよく利用されます。
昆虫イナゴを食べる地域がありますが、昆虫はタンパク質が豊富な食材です。昆虫の見た目のままでは食べづらいため、粉末状などの加工されて販売されているものもあります。

サステナブルコーヒー

photo by レインフォレスト ・アライアンス

コーヒーは、早くから持続可能性についての活動が進んできた分野のひとつです。生産から加工、流通において、厳しい基準を設けて、その基準をクリアした生産者には認証を与えるという活動を続けてきました。

認証を得るためには、コーヒーの栽培に安価な毒性の高い農薬を使わず、環境負荷を減らし、生産者の健康もしっかりと担保することが求められます。

さらに、従業員の賃金などの待遇に透明性があることや、環境面だけでなく人権などにもしっかりと配慮された商品でなければ多くの認証が受けられないようになっています。

消費者にとっても、このサステナブルコーヒーを選択して購入する意志を持つことはとても大切な取り組みであるといえます。

最も有名なサステナブルコーヒーの認証は、フェアトレードインターナショナル認証です。コーヒー豆の生産から輸出入、加工から生産工程までのすべて工程で認可を得た農場・生産者でないと得ることができない認証のため、信頼度の高い認証のひとつです。

サステナブル昆虫食

抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、実は昆虫もサステナブルフードとしては有名です。

昆虫はその大部分がタンパク質で構成されており、プロテインの代わりにもなると言われています。日本でも、イナゴやハチなどの昆虫を食べる文化は古くから一般的です。

昆虫がサステナブルフードであるといわれる根拠は、以下の通りです。

  • 大量に確保することが容易である
  • ほぼロスがなく食べられる
  • 生産時のエネルギー消費が少なくエコである
  • 省スペースで飼育可能である

昆虫の飼育は小学校の教室で生徒でも行えるほど容易で、専門的な設備もほとんど必要ありません。餌の量も少量で済み、その繁殖力も抜群です。

条件だけ見ると、非常に効率のいいサステナブルフードと言えます。

あとは、見た目のインパクトをどうするかという問題ですが、こちらは現在、昆虫を粉末状にした「昆虫パウダー」といったものも販売されています。この昆虫パウダーは、加工をすることで麺などに加工ができるため、見た目のインパクトがほとんどないというメリットがあります。

この昆虫食については、2013年に国連食糧農業機関(FAO)でも「食料および資料における昆虫の役割に注目した報告書」にも言及されています。以下のリンクよりご確認ください。

EEdible Insects -Futere propects for food and feed security-

サステナブルフードせんべい

人口増加と食料不足の進行は深刻で、このままのペースだと、2030にはたんぱく質の供給が足らなくなるという試算もでています。

その問題を解決するヒーローと言われているのが、何を隠そう「コオロギ」なのです。昆虫のメリットは上記の通りですが、特にコオロギはエコに獲得できる食料として今注目されています。

コオロギのタンパク質は100gあたりで約60g。半分以上がタンパク質です。これは、タンパク質といったら鶏肉と言われている鶏を大きく上回る数値。

さらに、タンパク質1kgの量を獲得するために必要な物資の量もいいことづくめ。例えば、餌の必要量ならば鶏が2.5kgに対して1.7kg。水ならば鶏が2300Lに対しなんと4L!温室効果ガスの排出量は鶏が0.3kgに対してコオロギは0.1kg。比較対象が豚や牛になれば、数値の開きはより顕著になります。

数値で見たらもう食べない理由が見当たらないほど理想的な食材であるコオロギですが、やはり課題はその見た目。そこで、開発されたのが無印良品で実際に販売されている「コオロギせんべい」。

徳島大学の研究をベースに量産されたコオロギをパウダー状にし、せんべいに練りこんで焼かれたものです。

商品名はとてつもなくショッキングですが、見た目は普通のおせんべい。SNSやネット等でも味の感想が多く挙げられていますが、その大半が「えびせんのよう」なのだそう。

一枚勇気を出して食べてしまえば、もう食べる手が止まらないほどなのだそうです。

無印良品:コオロギせんべい

サステナブルフードの選び方、ラベルを知って持続可能な食生活をしよう

サステナブルフードはこれからの世界環境の保全や次の世代につながる活動として、消費者としても積極的に手に取っていきたい商品です。

しかし、サステナブルフードには残念ながら統一された認証というものはありません。さまざまな団体が認証を与え、マークをつけて販売しています。

購入しようと思ったときにマークを判別できるために、いくつか主要な認証をご紹介いたします。

ぜひ参考にして購入をしてみてくださいね。

フェアトレードインターナショナル

photo by フェアトレードジャパン

コーヒーや紅茶、果物やスパイス、ワインなどの生産工程において、働く人に適切な賃金が支払われているか、自然環境に配慮がされた状態で生産がされているかといった観点で評価や指導を行い、一定の基準を満たした生産者や団体に認証を与えている機関がフェアトレードインタナショナルです。

国際フェアトレード基準というものを設け、経済的・社会的・環境的といった3つ基準を満たすことが認証の条件になっています。

Rainforest alliance

photo by レインフォレスト ・アライアンス

「人と自然のための共同行動」を推進している認証機関、それがレインフォレスト・アライアンスです。

認証商品や原料が社会・経済・環境の強化につながる手法を用いられていることが認証のポイントとなっている意味では、フェアトレードと変わりません。

ただし、その基準には少し違いがあり、レインフォレストでは以下の基準を大切にしています。

  • 森林…樹木と土壌の健全性をはぐくみ、自然林の保護が図られていること
  • 気候…森林は強力な気候変動対策であるという観点から、温室効果ガスの排出による森林破壊を回避する仕組みによる生産であること
  • 人権…児童労働・強制労働・劣悪な環境・低賃金・ジェンダー不平等を撤廃するため、基準を得た施設での労働を推進しています
  • 生活水準…生態系が適切であることと生産者の経済的安定は相互に関係しているという観点から、生態系を破壊しない生産方法を採用している生産者にのみ認証を与えています

レインフォレスト・アライアンスの認証マークにはカエルが採用されています。これは、よい生態系を維持している環境にはカエルが棲みつくという理由で採用されています。

レインフォレスト・アライアンス認証を受けることができる商品は、食料品から植物、生活用具まで多岐にわたっています。例えば、カカオやコーヒー、お茶類やバナナなどが農作物としてラインナップされています。

Bird Friendly(バードフレンドリーコーヒー)

photo by Bird Friendly

バードフレンドリーコーヒーは、渡り鳥の生息地である熱帯の森林を守るために作られた認証です。

シェードグロウン(木陰栽培)を利用した有機栽培のコーヒーをプレミアム価格消費者が購入することにより、生産者を支えつつ、そこで暮らす渡り鳥も守ることができるというプログラムです。

現在、バードフレンドリー認証を取得している農園は12か国27農園に至り、その面積は7000haに及んでいます。これらの農場で生産されたコーヒーは、米国・日本・ヨーロッパ市場で取り扱われています。

バードフレンドリーコーヒーの認証を受けるためには、空から見て40%の面積がシェードツリーの枝葉に覆われていること。さらに、種類や高さについても基準があります。

もうひとつが有機栽培であること。この2つを満たすことで、バードフレンドリーコーヒーの認定資格が得られます。

サステナブルフードが食べられるレストラン

ここまで、サステナブルフードの概要と様々な認証について説明をしてきました。

実際にサステナブルフードを食べられるレストランは日本にはあるのでしょうか。調査をしてみました。

その中でいくつかピックアップをしてご紹介いたします。

企業名取り組み
マクドナルドマクドナルドでは、使用する食材をサステナブルフードにかかわる食材を使用しているほか、SDGsのゴールの中で、以下の目標に対して貢献することを明言しています。 マクドナルド:持続可能な食材の調達 3…すべての人に健康と福祉を 8…働きがいも経済成長も 12…つくる責任つかう責任 15…陸の豊かさも守ろう 17…パートナーシップで目標を達成しよう
上島珈琲上島珈琲(UCC)では、安心・安全なコーヒーを提供するための決意を「UCC生物多様性宣言・指針」として形にしています。コーヒー豆の提供先の農園は、レインフォレスト・アライアンス認定農場のほか、多数の認定を受けた農場から仕入れた豆を提供しています。 UCC:UCCのサステナビリティ

なにかしらの認証を受けたものを使用しているという意味だと、日本ではまだまだ数は多くないのですが、サステナブルを意識したレストランというくくりであれば、日本国内には上記以外にもいくつかあるようです。

興味がある方は、ぜひ調べてみてください。

サステナブルフードの企業の取り組み

日本でも様々な企業がサステナブルフードの取り組み始めています。

その多くは、だれもが知る大企業です。例えば、大手コンビニを運営するなど日本の食卓を支えているセブン&アイグループや、冷凍食品などでお世話になっている方も多いであろう日清食品などがサステナブルフードの活動に取り組んでいます。

少しユニークなところでは人気の家具販売店のIKEAなども、サステナブルフードを取り扱っています。

それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

IKEAのサステナブルフードの取り組み

スウェーデン家具の文化を日本に持ち込んだIKEAでもサステナブルフードを食べることができます。

IKEAと言えば、居室タイプの家具展示が有名な家具専門店ですが、館内に設置されたレストランスペースで提供される料理も楽しみのひとつ。

特に有名な料理が、スウェーデン風のミートボールですが、こちらがサステナブルフードとなっています。このIKEAのミートボールですが、実は毎年およそ10億個消費されているのですが、環境への負荷を考慮し、100%の植物由来のHUVUDROLL(フヴドロル)という商品を開発したのだそうです。

こちらの商品は、別名プラントボールと呼ばれており、将来肉を食べることができなくなっても変わらぬ美味しさを提供すべく行われる企業努力となっています。

それ以外にも、フードロスを減らせるような、便利な食品収納コンテナなどのキッチン用品を販売しています。

セブン&アイグループのサステナブルフードの取り組み

コンビニ、スーパー、百貨店。小売り業界の巨大企業と言って差し支えないセブン&アイホールディングスでは、SDGsの取り組みを「5つの重点課題」として取りまとめています。まずは、そちらを簡単にご説明いたします。

  • 高齢化社会における社会インフラの提供
  • 商品や店舗を通じた安全・安心の提供
  • 商品、原材料、エネルギーの無駄のない利用
  • 社内外の女性、若者、高齢者の活躍支援
  • お客様、お取引先を巻き込んだエシカルな社会づくりと資源の持続可能性向上

店舗への来店が難しい高齢者に対して商品購入の機会を与える仕組みを作ることや、品質の向上努力は、すべての人に平等な購入機会を与えるものです。商品や原材料をエコにすることは、地球環境の保全に役立ちます。すべての社内の人間に活躍機会を創出することは、ジェンダー問題の解決ともなります。

そして、5点目にあげられたエシカルな社会づくりが、SDGsの目標に最も関係があります。すなわち、持続可能な原材料調達への目標です。

例えばですが、セブンプレミアム商品には、MSC認証を受けた辛子明太子が販売されています。MSC認証とは、海の環境を守るために作られた認証です。海洋環境に悪い影響を与えない方法で獲得された海産物に与えられる認証ですので、まさにサステナブルフードと言えます。

CGC(シージーシー)のサステナブルフードの取り組み

CGCグループとは、オイルショックの時期に「全国規模でスーパーマーケットがまとまる必要がある」と考えた中小のスーパーが集まってできたグループ。その本部機能を担っているのが、CGCです。今では全国に約220社、4000店舗と日本最大規模のコーポレートチェーンです。

スーパーマーケットの集まりであるCGCでは、SDGsの目標において12番目の目標「つくる責任つかう責任」を意識して活動を行っているようです。この12番目の目標は、主に環境にかかわる目標です。CGCではこの目標を軸に、スーパーとしてできることを検討していると明言しています。

具体的な商品としては、CGC加盟企業が行っている「リサイクル・ループ」や「弁当の日」などが挙げられます。

リサイクル・ループは、廃棄食材を肥料化して使用するた取り組みで、食品ロスを再利用できるというメリットがあります。

弁当の日は、学校に子供たちが自分で作った弁当を持っていくといく活動で、弁当の日用の特設コーナーをスーパー内に設置することで、子供たちが積極的に料理にかかわる機会を創出し、食への興味を持ってもらう取り組みです。

もうひとつ、ユニークな試みとして挙げられるのが「スカスカ商品」撲滅運動です。

スカスカ商品とは、中身の要領に対して包装が過剰なサイズになっている商品を指します。これらの無駄な包装を適正化することで、売り場や配送の効率が上がり、ごみの量も削減につながるという取り組みです。

日清食品のサステナブルフードの取り組み

カップヌードルで有名な日清食品も、サステナブルフードに対する意識が高い企業のひとつです。

日清食品はそもそもの設立が「戦後の食糧難の状況で、衣食住の食がもっとも大切だ」と考えところからスタートしています。そんな中生まれた商品が、あのチキンラーメンです。

そんな日清食品では、創業時の想いを「EARTH FOOD CREATOR」という理念を掲げ、SDGsの目標に取り組んでいます。

具体的な活動として、例えばカップヌードルの容器を、CO2の排出量を削減した「バイオマスECOカップ」に切り替えています。

ほかには、食糧問題にが深刻になるであろう未来に向け「培養肉」の研究開発にも積極的に取り組んでいます。

今後、牛豚鶏の肉を代替肉に変えていくことは、避けられない未来と言われています。日清食品では、牛の細胞を培養し、サイコロステーキ大の肉を培養することに成功しました。

持続可能な肉の開発に、期待のかかる研究ですね。

暮らしにサステナブルフードを取り入れてみては

日本は飽食の国と言われています。実際、私たちが食事をとろうと思うとき、目の前には多数の選択肢が広がっていることでしょう。

ですが、今後そう遠くない未来、食糧は簡単に手に入らない時代がやってきます。私たちはその時代をどう生きるべきなのでしょうか。

ポイントは「持続可能な社会」を作り上げることです。現在では多くの認証が存在し、私たち消費者は「その商品を選ぶだけ」で地球環境の改善に貢献ができます。

ぜひ、今回ご紹介した商品や認証を覚えておいてください。そして、ぜひサステナブルフードを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

その行動が、大きな一歩となって後に続く世代に美しい地球を残しくことにつながるでしょう。

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