
美容に興味のある人で話題となり、今や美容女子のマストアイテムとなりつつあるシアバター。肌ケアに欠かせない有効成分をたくさん含んでいる強力なお肌の味方ですが、「実はシアバターについてよくわかっていない…」「お肌にいいとは聞いているが使い方も選び方もわからない」といった方もいることでしょう。
今回はシアバターについて基本から特徴、期待できる効果、使い方を徹底的にリサーチしました!
乾燥が気になるこれからの季節、ぜひ参考にして自分にピッタリのシアバターを探してみてくださいね。
シアバターとは?
シアバターとは、アフリカのサバンナに自生するシアの木に実る木の実から採れる植物性の油脂のことです。
優れた保湿力が特徴で、現地でも保湿用・医療用をして、傷や火傷の治療、赤ちゃんのへその緒の手入れなどに使用されているほど。そのため、妊娠のお祝いや親愛のしるしにシアバターを送るという風習がある地域もあるのだそうです。
そんなシアバターが広く世界に流通するきっかけになったのが「現地の女性の肌の美しさ」でした。
過酷な南米の気候に晒されながらも、艶やかで美しい南米女性の肌。それらを赤ん坊の頃から守ってきたシアバターは、化粧品としての価値を見出され世界に羽ばたくことになりました。
シアバターは大きく分けて2パターンの製品が存在します。伝統的な未精製タイプのものと、品質の安定を目的に精製されたものです。
まずはそれらについて簡単に特徴を知っておきましょう!
未精製タイプのシアバターの特徴
アフリカの現地で行われている伝統的な製法で作られる未精製タイプのシアバターは、薬品などが使用されておらず手作業でつくられているため、シアバターの持つ保湿成分などを最大限活かすことができます。
反面、大量生産ができない・品質が安定しない・不純物が取り除ききれないといったデメリットもあります。
精製タイプのシアバターの特徴
精製タイプのシアバターは、大量生産や品質の安定を図り調整されたもの。広く世界に流通しているシアバターの多くは、このタイプです。
精製タイプのシアバターは、不純物が完璧に取り除かれています。そのため、未精製タイプにあるような香りや色がなく、敏感肌の人でも比較的安心して使うことができるようになっています。
シアバターに含まれる主な成分は?
シアバターには美容に効果的だと言われている成分がたっぷり含まれています!シアバターの主成分はステアリン酸とオレイン酸と言われる成分なのですが、これらの働きについて、まずは簡単に把握しておきましょう。
- ステアリン酸…シアバターは「酸化しにくい」という特徴を持っているのですが、その理由がこのステアリン酸。酸化は美容の大敵としても有名です。シミやそばかす、たるみやしわ。これらを防ぎたい人は忘れずに取っておきたい成分です。
- オレイン酸…人の肌に常駐している成分で、皮脂の約40%を占める成分です。オレイン酸は保湿力に優れた成分で、もともと人間の肌になじみのある成分です。
シアバターのうち約8割が上記2つの効果をもつ成分で構成されています。これだけでも十分効果が期待できるものですが、さらに、自然治癒力を高めると言われている「アラントイン」、皮膚や粘膜の再生をサポートしてくれる「カロチノイド」、ビタミンEを含んでおり、肌の老化防止に役立つ効果が期待できる「トコフェロール」が微量に含まれています。
シアバターのメリット【こんな人におすすめ】
シアバターは「保湿・酸化防止・老化防止」の効果が期待できる成分がたくさん!そのため、美容に気を使っている女性のみならず、肌トラブルに悩んでいるすべての人におすすめです。
また、人の肌に対して優れた適応力があるオレイン酸がたくさん含まれていますので、敏感肌の人でも使いやすい商品が多いというのも魅力のひとつ。
さらに、シアバターには「頭のてっぺんから足の爪の先までどこにでも使える」と言われるほど活躍の場が用意されています。使用例については後程詳しく説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
シアバターの注意点・デメリット
高い保湿効果や肌の酸化・老化防止に効果が期待できるシアバターですが、欠点として「刺激が強いものが多い」という欠点があります。
特に未精製のシアバターを使用した場合は注意が必要で、もし使用して発疹がでたり、かゆくなったりしたら、いったん使用を控えましょう。
すべての化粧品に言えることですが、何が自分の肌に合うのかどうかは千差万別で「絶対これ!と言える正解」はありません。実際に使用してみて違和感があれば、自分の感覚を信じ、無理に使用を続けないことも大切です。
シアバターに期待ができる効果
シアバターはシアの木が自生するアフリカでも美容のために使われている天然の植物油脂。主に期待される効果は「保湿・抗酸化作用・エイジングケア効果」です。
これらの効果について、詳しく見ていきましょう。
保湿効果
シアバターの効果として最も期待されるもの、それが保湿です。シアバターに多く含まれるオレイン酸は、保湿力に優れ人肌との相性も抜群の成分。
乾燥する季節にリップ代わりに使ってもいいですし、手荒れ肌荒れにお困りの方にもおすすめです。
抗酸化作用
シアバターに多く含まれるステアリン酸は、高い抗酸化作用を持つ成分。乾燥からお肌を守ってくれる成分でもありますので、保湿しながら酸化を防いでくれるという「ひと塗りで二度おいしい」効果が期待できます。
さらに、シアバターは人の肌になじみやすいという特徴もあります。広くどのような人にも使いやすいというメリットもあります。
エイジングケア効果
シアバターに含まれるトコフェロールはビタミンEを含んでおり、肌の老化防止に役立つと言われています。
いつまでも若々しく美肌でいたいという願いを持つ多くの女性にとって、非常にありがたい成分ですね。
効果を実感したい方におすすめのシアバターの使い方
シアバターは人の肌と親和性が高く、頭のてっぺんから足の先まで使うことができるほどマルチな働きをしてくれるものです。
ここでは、シアバターの使用シーンをいくつかピックアップしてご紹介いたしますね。
シアバターの使い方①「髪の毛・ヘアケア」

肌なじみがよく保湿に優れるシアバターは、化粧水のあとに使用することで高い保湿効果が期待できます。顔全体に適量をなじませるように使用しましょう。
なじみがよく保湿成分もあるシアバターは、風呂あがりのヘアケアやスタイリング剤としての使用もできます。実際にシアバターを仕上げ剤として使用しているサロンもあるのだそうです。
シャンプー後のアウトバストリートメント
シャンプー後にシアバターを使用すると、高い保湿効果が期待できます。
シャンプー後にタオルドライをしたら、シアバターを少し手で温めてなじませます。髪の根本にたくさん使用してしまうとべたっとまとまってしまうため、髪の中間あたりから毛先に向けて適量なじませてあげるといいでしょう。
スタイリング剤・ワックスとして
乾燥やカラーリングで傷んだ髪にシアバターをなじませると、スタイリングと保湿が両立できてグッドです。
高い保湿効果が期待できますので、外出時だけでなく、就寝前に使用するのもおすすめです!
シアバターの使い方②「ボディケア」

シアバターは現地アフリカでも赤ちゃんのケアにも使われるほど人になじみがよく保湿効果が期待できるアイテム。全身さまざまな部分で活躍をしてくれます。
肌の老化防止をサポートしてくれる成分も含まれていますので、気になる部分に使ってみましょう。
首やデコルテのケア
女性は気になる首やデコルテのラインにシアバターを使うとケアと保湿を一気に行えて一石二鳥です。
人に見られやすい箇所でもありますので、シミやたるみの予防にぜひお使いください。
ひじやかかとのケア
角質化しやすく、黒ずみなのが気になるひじやひざ、ガサガサになりやすいかかとのケアにもシアバターはおすすめ。乾燥した大地のような個所であっても、しっかりうるおいを与えてくれます。
手先のケア
乾燥した冬や、洗い物などでひび割れたり荒れたりしがちな手先などにお困りの方にシアバターはおすすめです。シアバターは天然の植物油脂から作られるものですので、荒れて敏感になった手指にも問題なく使用ができます。
手を酷使する仕事に就いている方や、家事を担当している方の普段使いにもやさしい天然のハンドクリームとしてお使いください。
シアバターの使い方③「フェイスケア」

多くの女性にとって永遠のテーマである「ハリがあり、美しい肌」。シアバターはそんな女性の願いをサポートしてくれる成分が多く含まれています。ぜひ、生活のワンシーンにシアバターを取り込んでみませんか?
化粧水のあとのケアに
少し厚めに塗って、蒸しタオルなどでフェイスパックを行うのもおすすめです。
目元のケア
目の下や目元は乾燥しやすく、お手入れをするとしないでは大きな差が出るパーツです。特に現代人はパソコンなどで目を酷使しがちで、疲れが目元に出やすい生活を送っています。
日々のアイケアにシアバターを取り入れることで、より効果的なお手入れが可能です。使い方は簡単で、アイクリームなどのアイケアの締めに、シアバターをなぞるように少量塗ってあげるだけ!簡単にできる目元のエイジングケアになります。
乾燥する季節のリップケア
乾燥する季節になってくると、唇も乾燥しやすくなり、縦じわや肌荒れ、しぼみなどが起きやすくなってきます。唇は意外と年齢の出やすいパーツです。シアバターできちんと保湿を行い、若くぷるぷるな唇を保ちましょう!
唇にシアバターを使う際は、リップクリーム代わりにするのももちろんいいのですが、蒸しタオルで唇を温め、シアバターを厚めに塗ってラップをする「唇パック」もおすすめです。
メイク落とし
シアバターはオイルなので、メイク落としとしても使用ができます。天然の成分を多く含むシアバターでメイク落としをすれば、肌へのダメージは最小限に抑えることができますね!
ただし、あくまでシアバターはオイル。クレンジング剤ではありませんので、本格的にメイク落としとして使用するのは少しハードルが高いかもしれません。
マスク荒れの対策にも!
新型コロナウイルス対策で常にマスクをしている昨今、マスクの中は湿気や汗、こすれなどで大きなダメージを受けています。「マスク荒れ」という言葉も広く世に出回ることになりました。
長時間の保湿と肌ケアの効果が期待できるシアバターは、マスクの中の素肌に塗っておけば、長時間の外出でも肌へのダメージ軽減のサポートを行ってくれるでしょう。
おすすめのシアバター商品3選
全身どこにでも使える万能オーガニックシアバター「ロクシタン/オーガニックシア」

肌や髪、唇など全身どこに使用してもシアバターの効果を感じることができる「オーガニックシア」。シアバターを世に広めたといっても過言ではないロクシタンが手掛ける万能植物性保湿バームです。
使用されている成分はシア脂のみと極限まで余計なものを使用していないため、人の皮脂と相性がよく、小さな赤ん坊からご年配の方まで幅広く保湿用として使用できます。
普段使いや旅行先への携帯品としてもベターですが、ヒトへの高い親和性からプレゼント用としてもチョイスのしやすいアイテムです。
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド名 | ロクシタン |
商品名 | オーガニックシア |
内容量 | 10ml / 150ml |
価格 | 10ml…1,320円(税込み) 150ml…5,390円(税込み) |
成分 | シア脂、トコフェロール |
精製タイプ | 精製 |
公式サイトURL | ロクシタン |
販売サイトURL | ロクシタン公式通販 |
無添加で作られる低精製のシアバター「自然化粧品研究所/生シアバター」

販売されているシアバターの中でも限りなく未精製のものに近い製法で作られた精製タイプのアイテムです。
精製タイプは品質が安定しており使いやすいというメリットがありますが、未精製のものはシアの持つ成分を余すところなく抽出しているため、より高い効果が期待できます。
低精製タイプのシアバターは、精製されてはいるものの自然に近い仕上がりとなっており、商品にも若干の粒感などが残されているほど。
そのため、使用用途に合わせてオイルと混ぜたり、クリームと混ぜたりして使用する必要があります。
コールドプロセス製造が実現する高品質な未精製シアバター「KINUJO/キヌージョシアバター」

photo by KINUJO
シア脂の持つ有効成分を余すところなく取り入れることができる未精製タイプのシアバター。
ハンドメイドのコールドプロセス製造で未精製のまま商品化されたシアバターは、お肌が喜ぶステアリン酸・オレイン酸がたっぷり。高い保湿効果が期待できます。
コールドプロセス製造とは、名前の通り「火を入れない方法」で作るという意味です。一般的にシアバターは加熱処理をして製造をするのですが、このプロセスはシアバターの持つ多くの有効成分を破壊してしまいます。
コールドプロセス製造であれば、低温で有効成分を破壊することなく製造が可能です。そのため、高い保湿効果が期待できます。
乾燥が気になる季節、シアバターの効果を実感してみましょう!
シアバター特集、いかがでしたでしょうか。
人間の肌と相性がよく、高い保湿効果が期待できるシアバターは、これからの季節にどのようなシーンでも大活躍間違いなしです!
日本国内でも徐々に人気が高まりつつありますので、買えなくなってしまう前に、ぜひゲットして素敵な美容ライフを送ってみてくださいね。